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写真講座テーマ7 カラーネガフィルム

 

さて今回はカラーネガフィルム………………

多くの皆さんが普段普通に使っているこのフィルムも、仕上がりをレベルアップするいくつかのポイントが有ります。

ネガフィルムは、撮影して現像するとネガ画像ができます。それをプリント作業することにより写真になるわけですが、そのプリントする過程である程度明るさをコントロールする事ができます。

なので、撮影時の露出は、リバーサルフィルムやデジカメと比べると、それほど神経質にならなくても良いフィルムといえるでしょう。

ですが、アンセルアダムスも言ってます。

最良の写真は最良のネガからできる。

 

さて問題は、最良のネガを作るためにはどのような点に気を付ければ良いか、なのですが………………

まずは、リバーサルフィルムとは逆で、もし露出に迷ったらオーバー目に撮る事です。

アンダーに撮ってしまうと、当然ながら色の薄いネガが出来てしまい、プリントにする時に情報量がたりなくなり、コントラストの低い写真になってしまいます。

アンダーネガ アンダーネガから焼くとコントラストが足りなく、全体にしまりが無くなり、画像も荒れる。
適正ネガ 適正露出ネガからのプリントは、黒がしまり、全体の発色が良い。

一方、ある程度オーバー目に撮り、濃いネガした場合の方が、弊害が少なく、良い結果が得られるように思います。

私もネガを使う場合は、ISO100のフィルムならカメラや露出計の設定をISO80にするといった具合にして、くれぐれも薄いネガを作らないように気を付けています。

先日、bbsで以下のような質問がありましたので、補足いたします。

他にも疑問、質問があれば、お気軽にbbsにお便り下さいね〜〜!

Q

ISO100のフィルムをカメラに入れて、カメラの設定をISO80にすると、どうして薄いネガにならないのですか・・・?

ISO100のフィルムでISO80の設定で撮っているという事は、露出アンダーになってしまわないのですか・・?

初心者で頭こんがらがってます・・・

A

カメラにISO1000のフィルムを入れて、ISO10の設定をして撮ると、

カメラは 『超低感度フィルムが入ってる〜!』 と思っていますから、当然沢山の光を取り込もうとしますね。

が、実際にはISO1000の超高感度フィルムが入ってますから、露出は超オーバーに成ってしまいます。

オーバーに言うと、そう言う事です。

プリント時

皆さんが写真をプリントに出す時は、街の写真屋さん、プリント屋さんに出すと思いますが、最近は自家プリント機を置いてるお店がだいぶありますね。

最近の技術革新はめざましく、そんな自家プリント機も素晴らしい物が出てきています。

特に近年、仲間のプロの間でも話題になったのは、フジのデジタル機、フロンティアという機種です。(べつにフジからお金をもらってるわけでは無いのですが…‥笑。)

一度パソコンにスキャニングして、色を整えシャープネスをかけて、高性能プリンターでプリントするので、発色が良く綺麗に仕上がると評判です。多少シャープネスがかかり過ぎる傾向もあるようすでが…………笑。

特に、色かぶりの難しい光源 (蛍光灯や水銀灯、電球、自然光などのミックス光) などに威力を発揮するようです。

 

ただし、この機器に限らずネガプリントは、色見本をつけない限りは披写体の色や撮影状況を想像しながらのプリント作業となります。

なので、オペレーターの腕や感性に大きく左右されるのです。

ですから、プリント屋さん選びは、良い機器と良いオペレーターが居るお店を見つける事が大切です。

皆さんの周りで、ぜひそんなお店を探してみて下さい。(良店があれば是非、情報提供を〜〜笑。!)

また、すでにデジタルデータにしてある場合は、ネットプリントも便利ですね。

当サイトにもネットプリントのお店の広告がいくつか有りますが、その安さには、ちょっとびっくり!いや本当に!!笑。

ぜひクリックしてみて下さい。(これは、宣伝です〜〜笑。)

 

モノクロネガフィルムも、味があって面白いのですが、

それはまた、次の機会に……‥‥

 

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