デジタル　フォトレタッチのすすめ  digital photo retouch

代表的なレタッチソフト

Adobe Photoshop

フォトショップ

プロカメラマン、印刷業界、グラフィックデザインの世界で、ほぼ100％のシェアを持っている、極めて高性能なデジタル画像用万能ソフトです。

使いこなすのは易しくは無いですが、使いこなせれば、鬼に金棒です〜〜笑。

しかしソフト自体十万円前後と値段が高いのが難点ですね〜〜。

Adobe Photoshop Element

フォトショップ　エレメンツ

Photoshopの弟分で、機能を幾分制限した廉価版シェアソフト。

プリンターやスキャナー、ペンタブレットの付属ソフトに入っている場合もありますね〜〜。

機能が制限されているとは言え、必要充分な機能の備わった、高機能なソフトです。

一万数千円。

フリーソフトの代表格。オープンソースで、改良開発が誰でもできる為、多くのバージョンがあります。

Photoshopに準じる機能、使い勝手を持っていて、Photoshopを使えれば、ほぼ直感的に使えるようです。

Photoshopの値段を押し下げてもらう意味でも、頑張って欲しいソフトですね〜〜〜笑。

当サイト 写真のすすめ の 推奨サイト のページから、WIN用のダウンロードサイトにアクセスできます。

Mac用、UNIX用のソフトもあるようです。

レタッチソフトで何をする？

ゴミとり

まず必ずするのは、ゴミとり　ですね。

レンズ交換ができる一眼レフタイプのデジカメの、CCDやCMOSなど撮像素子にゴミが付くのを防ぐ事は難しく、撮影した画像に写ってしまいます。

撮像素子は非常にデリケートな部品ですので、簡単には掃除する事はできず、一眼レフタイプのデジタルカメラの泣き所となってますね。

そのため、画像に写ってしまったゴミを、レタッチソフトで消す作業が必要に成ります。

露出

コントラスト

色の調整

RAWモードで撮影した時は、テーマ１７で解説したRAW現像時に調整しますが、jepg（jpg）で撮った場合などは、レタッチソフトで露出やコントラスト、色の調整をします。

この作業が、写真を決める！と言って良いほど重要な作業ですね！

リサイズ

画像の解像度やサイズを調整して、使用目的に合ったデータサイズに変換する作業です。

使用目的に合った解像度については、テーマ13で説明してますので、ご参照下さい。

トリミング

使用目的に合わせて、必要な画像の縦横比などに合わせて切り抜いたり、表現目的に合った縦横比に切り抜いたりする作業です。

画像回転

写真は、四角いフレームの中に収まる表現ですから、画像の中の垂直水平は、その表現に深く関わってきます。

レタッチ作業

本来は、写真用語でレタッチと言えば、紙焼きのプリントにエアーブラシで細部を書き足したり、綺麗にするアナログな作業の事です。

お見合いなどで、会ってみたら写真と全く違う方が出てきた！って経験はありませんか？笑。

すべては写真屋さんと、レタッチ屋さんとのコラボレーションのせいです〜〜笑。

冗談はさておき、細部を綺麗にしたり、イメージに近づける為に書き足したり、焼き込み　や　覆い焼き　をして、「完成度を益す作業」は、作品にする為に大切な作業です。

ここだけの話、アイドルなどのグラビア写真などは、レタッチの嵐だったり、そうでなかったり……‥‥ムニャムニャ。笑

合成作業

二枚以上の別の写真を合成して一枚の作品を作ったり、露出条件などの違う二枚以上の同じ画像を合成して、画像を整えたりする作業の事です。

また文字や図形の書き込み合成もできます。

デジタルフィルタ

レタッチソフトには、色々な視覚効果をかける事ができるデジタルフィルターが、多数入っています。

代表格なフィルターとしては、画像をぼかしたり、シャープネスをかけたり、ノイズを加えたり減らしたりできるものがあります。

他にも、それぞれのレタッチソフトにより、画像を、絵画のように、前衛芸術のように、ポップアートのように、アーティスティックに演出するフィルターが多数入っています。